臼杵市を走る日豊本線「下ノ江駅」
熊崎駅と佐志生駅に挟まれた無人の駅で、私自身利用した事は1度くらいなのですが、映画に出てきそうなとてもいい雰囲気だと思ったので、朝から散策してみました。
調べてみると、意外な歴史も知ることが出来たのですが、知らない人が多いのではないかなぁと思ったので、今回は「下ノ江駅」について書いてこうと思います。
下ノ江駅について
1915年(大正4年)8月15日に開業した駅で、現在は無人駅。
1日平均乗車人員は、2000年112人、2013年55人ですが、以降謎です。。
ものすごく雰囲気いいです!
外には懐かしの緑電話ボックス。喫煙スペース。
自販機もあります。
ホームに行くには階段が必須です。大荷物注意ですね。
切符はホームにある券売機での購入!驚きました。
出典:http://blog.livedoor.jp/tsubame0800k1/archives/2247828.html
時刻表
反射して見えづらくてすみません。
1〜2時間に1本という、とてもシンプルな時刻表です。
時刻表について詳しくはこちらのサイトからご覧ください
鳥越稲荷神社の歴史
下ノ江駅の目の前に、こんなに鳥居があることに気が付きました。
何やら歴史が書いていましたが…
読みにくすぎて諦めました(笑)
ネットで調べ直して簡単に説明すると…
1930年11月3日に建立され、下ノ江駅開業後駅周辺に災厄が次々と発生するようになったため
村人達が「狐のたたりだー!!!」と言い出したそうです。
当時の駅長が別府の霊媒者に相談した所、
「駅建設時に狐の巣を破壊したために狐が怒っている。稲荷神社を建立して祀るべき」
というアドバイスをもらったので、確認した所…
下ノ江駅建設の際に必要な土を、山に取りに行った際に「狐の巣を破壊した」という事が判明!
工事に携わった業者が、稲荷神社を建立して供養した所、驚くほど災厄が起こらなくなったそうです。
しかし…恐ろしいのはその後。
その後の駅長さんが、忙しかった事を理由に、例祭を怠ったところ…駅構内で貨物列車の脱線が起き、機関助士が亡くなり、車掌が重症を追うという大事故が発生してしまいました。
それ以来、駅長は必ず11月3日に例祭を行っているようです。
そんな歴史があったとは全く知りませんでした。
でも無人駅の駅長さん変わりって誰なんだろう…。謎。
駐車場
どーんと駐車禁止は書かれていましたが、
指定の駐車場がわからない…
奥の広い駐車場は月極っぽいし…
ちなみに月極駐車場破格です。
結局よくわかりませんでした。
トイレ
鳥居の横にぽつーんとトイレがあります。
ちょっと夜は怖いですね…。
ホテル
近くのホテル情報についてはこちら
おそらく下ノ江駅から一番近いと思います。
とっても素敵なお宿!私自身知らなかったです!
高級ふぐ料亭としては有名ですが、お宿もなさってるとは存じ上げなかったです!
下ノ江駅からはやや離れます。臼杵駅のほうが近いです。
こちらも臼杵駅のほうが近いですが、とてもおしゃれな洋風ホテルです。
口コミ
口コミが…面白いです。
なにこの下ノ江駅の張り紙 pic.twitter.com/A6NOyC730Z
— 彪 (@927Hyo) 2017年7月18日
下ノ江駅、撮り逃したけど味のある木造駅舎だったな。
— はめっち@トワイライト (@hmetch1) 2017年5月6日
ソニックでショートカットした分、もう1駅下車できることがわかり、私が選んだ駅は下ノ江駅。駅舎からでてきて振り返った瞬間鳥肌がたちました。やっぱり純然たる木造駅舎はかっこいい。豊前松江駅よりもすごいのが、窓枠まで木製のままということ。 pic.twitter.com/y3psu3B0k9
— さくら【旅の途中】 (@saicho20160309) 2016年4月22日
下ノ江駅はきちんとみておきたいな。木造駅舎。
— yamatosh (@yamatosh) 2011年6月12日
場所
臼杵はなんとなく地理がわかっているつもりの私ですが、それでも迷いました。
ナビを見ていたのにも関わらず(泣)
「え?こんなとこから曲がる?」
という感じの狭い所を入って行くので…迷子注意!(笑)
臼杵市田井
まとめ
下ノ江駅は無人駅で、とてもいい味が出ている駅。
昔狐のたたりがあって依頼、稲荷神社を建立した。
また行くことがあれば追記していきたいと思います♪